乳がんの心配

医師と看護師

再建後に起こる合併症として多いのが、乳房の炎症です。こういった炎症は、インプラントを用いた場合のみならず、自分の組織を乳房に移植した場合にも起こります。炎症が重症化すると、埋め込んだ器具を取り出し、再び再建をやり直さなければならない場合もあります。従って、炎症の兆候が現れた場合には、速やかに専門医の診察を受けることが必要になるのです。こういった炎症は、疲れや体調不良などが原因となって起こることもあります。乳がん手術後に抗がん剤治療や放射線治療を受けている場合には、特に感染症などを起こしやすくなるのです。

乳がん手術後に自然な乳房を作り上げるためには、乳輪や乳頭の再建も時に必要になります。最近では、刺青や移植など様々な方法でこういった乳輪や乳頭を再建することが出来るのです。均整のとれた乳房を再建するためには、こういった乳輪や乳頭の位置を検討することが必要になります。従って、このような施術は極力経験のある医師の元で行なうことが大切になるのです。こういった再建が必要となった場合には、専門の形成外科などを受診してみるのも一つの方法となります。美容的な医療が出来る形成外科であれば、一般の乳腺外科では中々難しい施術も可能な場合がある訳です。乳がんの治療では、このように様々な方向から適した治療法を探っていくことが必要になります。